◆アインシュタインと自転車
2019/1/28 時習館ゼミナール塾長 森山剛志
物理学の中で最も有名な学者と言えばニュートンですが、その次に有名な学者はアインシュタインではないでしょうか。
カメラに向かってお茶目な顔で舌を出しているこの写真は、多くの人が見たことがあるでしょう。
そんなアインシュタインが述べた名言があります。
Life is like riding a bicycle. To keep your balance, you must keep moving.
本当に素晴らしい言葉ですね。
そうなんです。私たちはいつまでも成長し続けなければなりません。そしてそのためには、立ち止まってはいけないのです。
人生のさまざまなバランスをとるために、私たちは前に進み続けなければなりません。
ところで、アインシュタインと言えば、皆さんは何を思いつきますか?
そうですね、アインシュタインと言えば 相対性理論 !
(ちなみにアインシュタインがノーベル物理学賞を受賞したのはこの「相対性速度」によるものではありませんでした。詳しくはこちらをどうぞ!)
この 相対性理論 ってなかなか難しいのですが、簡単に言うと、「どのような場合でも光速よりも速い物体はない」という考えが基本になります。
そして、この考えの中では 相対速度 という考えが重要になります。つまり、「動いている観察者が他の物体を見た時にどう見えるか」ということです。
そして、実はアインシュタインはこの 相対性理論 を、自転車に乗りながら考えてたというのです!
そう、まさしく、移動する観察者 の状態で、この 相対性理論 を考えるとは、奇跡!
さあ、皆も、一歩ずつ、立ち止まることなく、前へ進もう!