温度の表示方法

高校化学では、温度の表示方法が少し変わります
小学生や中学生、一般生活での温度表示は

摂氏(セッシ)

を使っていますが、
高校化学における計算問題では

絶対温度

を利用していきます

摂氏(セッシ)は化学者であるセルシウス氏に由来し
水が凍り始める温度を0℃とし、
沸騰する温度を100℃にし
その間を100等分した表示方法になります

一方、絶対温度は、この世の最低温度である
-273℃を0K(ケルビン)とした表示方法になります
例えば水が凍る温度は0℃なので
これを絶対温度で表すと273Kとなります

つまり

0℃ = 273K

になります

ちなみに温度表示と言えば

華氏(カシ)

もありますが、こちらは

水が氷になる温度(凝固点):32℉
水が沸騰する温度(沸点) :212℉

とおき、その間を180等分した表示方法になります
使っていく記号は「℉」
これは化学者ファーレンハイト氏に由来します
アメリカやイギリスなどは華氏を利用するので
覚えておいても良いかもしれませんね