公式暗記する!? しない!?
「計算すれば求まるんだから、こんな公式覚える必要ないじゃん」
という高校生がたまにいる。
・・・が、公式は、覚えれば覚えるほど、
問題を解くときの武器が増えることになる。
ゲームする時だってそう。
アイテムが多ければ多いほど先に進みやすくなる。
しかも強力な武器やアイテムがあった方が断然有利。
ひのきの棒1本で魔王を倒しに行くなんて
よっぽどの変人か、よほどの暇人ぐらいだ
下手すれば、必要なアイテムを持ってないがために
そこで終わってしまったりすることもある。
でもね・・・公式は
『覚えるもの』ではなくて
『使えるもの』でなくてはいけない。
問題を解く際に、使うものがパッと出てこなければ意味がない。
また、たとえ知っていたとしても使えないと意味がない。
実際に使えるようになる段階になるまでには
さまざまな問題をひたすら解きまくるしかない。
頭に覚えさせるというよりは、
手や腕に覚えさせるという感覚に近い。
また、闇雲になんでもかんでも覚える余裕なんてないはず。
それに全てを覚えたくもないはず。
使用頻度が少なく、ほとんど使わない公式に限り、
とりあえず導き方を知っておけば十分。
例えば、三角関数の「和積公式」なんかが良い例だと思う。
あれこそ「加法定理」を加減法で計算すれば導けるからね。
【和積公式】
