
高3 数学ⅡB講座
先週の高3数学ⅡB講座では「ベクトル」分野の問題解説を行いました。
ベクトル問題の攻略法としては、まずは解答欄の形から各ベクトルの始点をそろえることから計算を始めていきます。もちろん「内分点公式」や「外分点公式」といった基本公式はもちろんのこと「垂直条件」や「同一直線状の条件」といった重要公式も利用されていきます。また空間ベクトル分野では「同一平面状の条件」は必ず利用されるため、入試までにはしっかり覚えておきたいものとなります。
そして忘れちゃいけないのは、途中式の丁寧なレイアウト。特に途中式で利用された式はその次の問題で利用されることも多いため、なるべく「式や値の探しやすさ」重視で途中式を書いておきたいものです。
図を描く際は、計算の邪魔にならない右上スペースへ。
そし後で数値情報を付け加えることも考えて図は少し大きめに描くこともポイントです。


難しい日本語
先日、こんな記事を見つけました。
AとB、2人の会話となります。
ある朝、AがBに聞きます。
(A)「今、何時?」
(B)「7時10分前だよ」と答えたところ、
(A)「まずい!遅刻だ!」と。
でもAが時計を見ると「なんだ、まだこんな時間か!」
時計の針は、6時50分をさしていました。
Bは7時より10分前だったので、「7時10分前(7時の10分前)」と答え、
それを聞いたAは「7時10分前(7時10分の前)」だと思ったんですね。
ん、日本語は難しい。
この場合、やはり「6時50分」と伝えるのが正解なんですかね。

高3 数学ⅡB講座
昨日は高3数学ⅡB講座で、「三角関数」分野の問題解説を行いました。
三角関数単元では様々な公式が利用されるため、それらの公式をきちんと覚え使いこなせなければ解くことは非常に困難になってしまいます。
ちなみに三角関数分野で利用される公式は、
1.相互関係
2.加法定理
3.二倍角公式
4.半角公式
5.合成公式
の全5種類あります。これら以外に余裕があれば3倍角公式や和積公式といった発展形の公式も覚えておくと大学入試では途中式の組立方が有利に働くこともあります。
下の写真は、昨日の三角関数問題の板書です。公式利用後に2次関数の平方完成をしてから最大値を与える角度などを求める問題で、解答時間は約5~7分程度でとける問題となります。
きっと高校生にとっては見慣れた板書ですが、小学生や中学生にとってはちんぷんかんぷんかな。


夏野菜
代表的な夏野菜に「きゅうり」がありますが、きゅうりにもコンパニオンプランツがあるそうで、少し調べてみました。

きゅうりのコンパニオンプランツで代表的なのは「マリーゴールド」で、トマトの時と同様に花の香りで害虫の被害にあいにくくなるそうです。また、「シソ」や「パセリ」も相性が良いみたいで、一緒に植えることで土の乾燥から守る働くをしてくれるんだそうです。

また意外なのが「トウモロコシ」で、キュウリの成長に使いきれなかった土壌の栄養を使い、土壌栄養のバランスを取ってくれるんだそうです。そして、これまた夏の代表的な野菜である「枝豆」もきゅうりのコンパニオンプランツとして有用で、マメ科の根粒菌が土壌の窒素成分を安定化させ、栄養状態がよくなり、きゅうりの成長に一役買うんだそうです。家庭菜園できゅうりと枝豆は夏にぴったりで、暑い夏、「きゅうり」と「枝豆」とキンキンに冷えたビールで夕涼みなんていいかもしれませんね。
ただし! 20歳未満の者の飲酒は、「未成年者飲酒禁止法」により禁止されています。 違反した場合は50万円以下の罰金が課されることとされています。

コンパニオンプランツ

コンパニオンプランツとは、育てたい野菜のそばに植えることで良い影響を与えてくれる植物のことです。別名「共存作物」とも呼ばれています。
このコンパニオンプランツを植えることで、野菜の味が良くなったり害虫の被害にあいにくくなったりといった作用があり、農薬の量を減らすことも出来ます。

家庭菜園で人気が高い野菜に「トマト」がありますが、トマトのコンパニオンプランツは「ネギ類」や「マリーゴールド」「レモンバーム」「パセリ」などがあります。トマトにとってネギ類は、根に共生微生物を持っていることから病害虫撃退に効果があります。またマリーゴールドは、土壌中の「センチュウ」という害虫避けや駆除に一役買ってます。またマリーゴールドの花の香に含まれる成分がアブラムシなどの葉や茎につく害虫を遠ざける効果もあるんだそうです。
収穫時にはマリーゴールドの橙赤色とトマトの赤色で畑が賑やかになって、収穫も楽しめそうです

リービッヒ冷却器
5月12日は「ドイツの化学者ユストゥス・フォン・リービッヒ」の誕生日です。

高校化学では超有名な「リービッヒ冷却器」としてその名が使われています。
このリービッヒ冷却器を利用した「蒸留」実験の問題は毎年どの高校でも学校テストで出題されており、①実験器具の名称 ➁実験器具の使い方 ③蒸留実験においての留意点の3点が良く出題されています。そして今年の学校テストでも必ず出題されであろう問題が、「リービッヒ冷却器を使用する際、冷却水はどちらからどちらに流すのか」という問題。正解は、「冷却水は下から上へ流すこと」となります。

そして、今日テレビのニュースを見ていたら5月12日は「看護の日」でもあるそうで、近代看護教育の母であるフローレンス・ナイチンゲールの生誕の日なんだそうです。5月12日、久しぶりに自宅にある血圧計で血圧を測ってみるとしよう。

学校テスト
5月のゴールデンウィークも終わり、来週はいよいよ一部の高校で学校試験が始まります。
コロナの関係で授業もそれほど進んでいない様子で、今回の学校テスト範囲は例年よりは狭い範囲になるようです。高校1年生にとっては、(4月入学式の直後に実力テストはありましたが)初めての本格的な高校のテストで緊張してるかもしれません。
中学のテストと高校のテストの最大の違いは、何か。
それは、「日程」
中学のテストは基本1日で全科目を行いますが、高校のテストは3~4日に分けて実施されます。
例えば、来週は篠ノ井高校の学校テストがありますが、篠ノ井高校1年生のテスト日程は次のようになります。
5/18(水)「数学ⅠA」「国語」
5/19(木)「地理歴史総合」「英語表現Ⅰ」
5/20(金)「基礎理科」「英語OC」
テストは基本午前中には終了し、午後は帰宅。翌日のテスト勉強を自宅や塾で行うことになります。
今年気になったのは、2つ。
1つ目は、国語科目のテスト。
例年だと、国語科目は「現代文」と「古典」に分かれてテストが実施されますが、今年はどうやら「国語」でまとめて実施するようです。
2つ目は、数学科目のテスト。
こちらも通常「数学α」と「数学β」と2科目に分けて実施されますが、今年は出題範囲が狭いため「数学ⅠA」で数学テストは1つのみになるようです。

筍 たけのこ タケノコ
4月も下旬になりポカポカ陽気の日が続いています。
そろそろたけのこの収穫時期ですかね。たけのこご飯やタケノコ汁など今から楽しみです。
そんなたけのこですが、収穫後のあく抜きの仕方はご存知でしょうか?
一般には、米ぬかと鷹の爪を入れてのあく抜きが有名ですが、ちょっと特殊なあく抜きもあります。ありますというか・・・あるようです。いや・・・あるみたいです。
それは・・・
「たけのこを一晩コンクリートの上に置いておく」
これは講談社の週間少年マガジンで1986年から1989年まで連載されていた料理漫画「ミスター味っ子」に掲載されたアク抜き方法になります。実際には、鷹の爪と米ぬかであく抜きをした後にコンクリートの上に一晩おいておくとすっかりあくが抜けるというもの。これは、ネットで調べると実際に試した方もいるようです。しかもきちんとあくが抜けているという。

たけのこが手に入ったら覚えていればぜひやってみたいものです。
ちなみに「ミスター味っ子」には他にも「冷えたお弁当を温める方法」が紹介されていました。これは、弁当箱の下に「生石灰(酸化カルシウム)」と水を入れた袋を入れておき、食べる直前に水を入れた袋を楊枝でつついで破くことで、生石灰と水を反応させることによる発熱反応で冷えたお弁当が温まるというもの。確か「駅弁対決の回」でやっていたような記憶があります。
この知識は高校化学でも「生石灰+水→消石灰+発熱」の知識で教科書にも登場しますし、現在販売されている駅弁の一部にはそういった仕掛けが付いているものもあります。

この弁当は紐を引っ張るタイプですが、反応経路は同じです。中に生石灰と水が入っていて化学反応によってお弁当があったかくなります。いやむしろ手に持つのも大変なくらい熱くなります。

鯉のぼり
5月5日は「こどもの日」です。「端午の節句」とも言い、男の子の誕生と成長を祝う日です。自分の息子もちょうどその時期が誕生日のため、今からプレゼントを楽しみにしているところです。
鯉のぼりは、もともと鎌倉時代に武家の間で、跡取りである男の子の誕生を周囲に知らせるために立てた「のぼり」が江戸時代頃に武家から庶民へと伝わり「鯉のぼり」へと変わってきたという話です。
古来、中国では「鯉が竜門の滝を上ると、竜になり天を駆け巡る」と言われており、それをもとに鯉のぼりが発案されたとのことで、この故事は「登竜門」の語源にもなっています。
ところで、鯉のぼりの飾りつけに適した日にちはいつなのでしょうか?
調べてみると特にこれといった日にちはないようで、春分の日から4月上旬にかけて飾りつけをするのが一般的な様です。また片付けも特に日にちは決まっておらず、5月中旬頃から片付けするのが一般的ですが、地域によっては6月頃まで飾る場合もあるようです。

鯉のぼりの上部にある「吹き流し」
この吹き流しは5色で作られていますが、これは中国の五行思想に基づいています。「緑(木)」「赤(火)」「黄(土)」「白(金)」「紫(水)」をそれぞれ表しており、5色が揃うことで邪気を追い払う力を発揮すると言われています。

エイプリルフール
4月1日は、「エイプリルフール」の日でした。1年で唯一「嘘」をついても許される1日。
皆さんはどんな「嘘」をついてみましたか。
「嘘」という言葉を使った諺や慣用表現はいろいろありますが、よく知られているのは「嘘八百」という言い回しでしょうか。「嘘」のあとについている「八百」という言葉。これは「八百」という語には「多い・沢山の」という意味があり、有名どころでは「八百万(やおよろず)の神」などでも使われています。漢数字の「八」は、末広がりを示しており、その「虚」が末広く広がるさまを示しているとのことです。
他にも「嘘から出た実(まこと)」などもあります。ちなみに英語では「Many a true word is spoken in jest .」と表現し、直訳は「多くの真実の言葉が冗談の中で語られる」となります。ちなみにここまで読んできた中で「嘘」という感じが一部「虚」に変わっていたことに気付いたでしょうか。さて、これは「ウソ?」「ホント?」