高校2年生 冬の数学

11月末~12月にかけての時期、高校2年生は、センター試験に必要な受験科目である数学ⅠAⅡBが終了していきます。文系の場合、1月からはⅠAⅡBの復習になり、理系の場合、1月からは数学Ⅲへと学習内容が変わっていきます。

2年 冬の数学学習スケジュール

◆◆◆忙しい時期は?◆◆◆

3年生になると、4月、5月、6月は、部活や班活の練習や大会で忙しくなり、7月には高校の文化祭。そのため5月、6月は文化祭準備も重なり、1年の中でも最も忙しい時期になるでしょう。そのため本格的な受験勉強開始が遅れてしまう可能性が出てきてしまいます。特に1年生内容と2年生内容の復習をし、基礎固めをしておかなければ益々受験勉強開始時期が遅れてしまいます。

◆◆◆余裕があるのはいつか?◆◆◆

では、いつが最も余裕を持って復習や基礎固めが出来るのか。それは、今の冬から4月末頃までの時期。この時期は、運動系の部活も比較的オフシーズンとなり、高校もテストがほとんどなく、余裕をもって基礎固めや復習をする時間が確保できます。特に、数学ではⅠA内容の復習とともに公式や解法パターンが多いⅡBの基礎固めが現役合格には文系理系問わず、必要不可欠になってきます。

◆◆◆冬は?◆◆◆

高校2年生の冬の数学は主に復習を中心に学習を進めていくべきでしょう。そのため冬期講習でも数学の開講講座では主に復習講座を設定してあります。最善策としては、この冬期講習でⅠAⅡBの講座を一通り取得し、早めに自分の苦手分野を知ること。そしてその苦手分野を年明け1月~3月までの期間を使って復習+基礎固めをすること。すると4月の段階から本格的な受験勉強が可能となります。目標としては、2学期中にセンター試験レベルの入試問題において正答率がⅠAで60~70%、ⅡBで60%前後となります。