
カメラに向かってお茶目な顔で舌を出しているこの写真は、多くの人が見たことがあるでしょう。

そんなアインシュタインが述べた名言があります。
Life is like riding a bicycle. To keep your balance, you must keep moving.
本当に素晴らしい言葉ですね。
そうなんです。私たちはいつまでも成長し続けなければなりません。そしてそのためには、立ち止まってはいけないのです。
人生のさまざまなバランスをとるために、私たちは前に進み続けなければなりません。
ところで、アインシュタインと言えば、皆さんは何を思いつきますか?
そうですね、アインシュタインと言えば 相対性理論 !
(ちなみにアインシュタインがノーベル物理学賞を受賞したのはこの「相対性速度」によるものではありませんでした。詳しくはこちらをどうぞ!)
この 相対性理論 ってなかなか難しいのですが、簡単に言うと、「どのような場合でも光速よりも速い物体はない」という考えが基本になります。
そして、この考えの中では 相対速度 という考えが重要になります。つまり、「動いている観察者が他の物体を見た時にどう見えるか」ということです。
そして、実はアインシュタインはこの 相対性理論 を、自転車に乗りながら考えてたというのです!
そう、まさしく、移動する観察者 の状態で、この 相対性理論 を考えるとは、奇跡!
さあ、皆も、一歩ずつ、立ち止まることなく、前へ進もう!

屋代高校1年生の宿題に出されている現代文を読んでいると、
「進化論」の話が出てきました。
「進化論」というと、私たちはこういう話を思い浮かべますよね。
高い所の葉を食べるために、キリンの首は伸びた。
でも、実はこれは間違っているんです。
生物の性質(形質)が変化するには、遺伝子レベルでの変化が必要となります。
ところが、「首を長くしたい!」とどんなに思っても、遺伝子レベルでは変化しません。
つまり、目的性が先に来たわけではないのです。
では、どうやって首の長いキリンが生まれたのか?
それは、たまたま偶然の突然変異なのです。
この辺は高校の生物(本科目)でも教わるないようなのですが、
細胞分裂の際に、DNA塩基配列の複製にエラーが生じ、
従来とは異なる遺伝子が誕生してしまうのです。
そう、たまたまの偶然、無目的なんです!
ところが、たまたま首が長くなってしまったら、
これが実にエサを採るのに好都合!
他のキリンよりも多くエサが採れ、生存の確率が高まるのです。
その結果、長い首のキリンが自然選択されるようになり、
種全体としてキリンの首は長くなったのです。
つまり
高い所の葉を食べるためという目的があって、
キリンの首は伸びたのではなく、
無目的にキリンは首が長くなったため、
結果として高い所の葉が食べられるのです!
・・・ん?
じゃぁ、目的性って不要なのかな?
いやいや、もちろんそんなことはないですね(笑)
ふだんの私たちの日常生活では、
目的性こそが行動の源泉です。
何かのために行動する時、
人は思いもしない強い力を発揮します!
何か目標を定め、
思いを強く持つ!
それが頑張る気持につながり、
そしてその気持ちが行動に向かわせます!
キリンの首のような偶然たまたまの突然変異を待つのではなく、
自分の意思で未来をつかみ取りましょう!