数直線 ○と●の違い

数学の不等式問題で、

数値範囲を数直線上に書き表す場面がありますが、

その際、○と●の使い分けは覚えておくべきでしょう。

下の x の範囲を見て下さい。

 

① x > 3

② x ≧ 3

 

①は、3は含みませんが、②は3を含みます。

違いは、イコールが付いているか、付いていないかの違いです。

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イコール記号が入っていなければ、○ を使い

イコール記号が入っていれば、● を使います。

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例えば、連立不等式を解いたとき、

x ≦ 1 という答えと

x < 2 という答えが出てきた場合、

二つの範囲を数直線上に表すと下のようになります。

●の場合は、まっすぐ上に上げて

○の場合は、進む方向に斜め上げの形で書き表します。

そして、2つの範囲が重なった部分が答えとなるので、

この場合の解答は、x ≦ 1 となるわけです。