長野県後期選抜平均点

県教委は昨日行われた6月県議会において平成27年度長野県後期選抜の科目別平均点を公表しました。

以下は結果です。カッコ内は昨年度平均。

国語 56.77点(56.48)
社会 55.73点(55.14)
数学 49.46点(53.33)
理科 54.97点(43.03)
英語 56.32点(61.12)
<昨年と比べて>

5科目ともに平準化されたバランスの良い結果でした。昨年が理科と英語の平均で18点差があったため、科目間の調整をしっかりとおこなった結果と思われます。また、分布のしかたを見ても、どの科目も比較的平均点付近からなだらかな山型になっており、実力を反映しやすい入試だったと言えるでしょう。

<来年度に向けて>

全国的な傾向ですが、ども科目も思考過程を重視し、記述形式の出題が増えてきています。長野県もそうした傾向があるため、より「考える力」を養う対策が必要です。

科目別に見ていくと、国語では古文の内容把握問題や漢文の出題に注意です。社会は時事問題に注意です。数学は資料の活用分野の対策が必須です。理科は新課程で追加された単元が注意です。英語は単語レベルが上昇傾向にあるので正確なスペル暗記が必須です。

<夏休みが大事>

高校受験で一番差がつく期間が「夏休み」です。学校で出される課題はもちろんですが、入試レベルの問題にも積極的に取り組みたいところです。特におススメは今春の全国公立高校入試問題。同じ傾向の出題が多いので受験対策として有効ですし、中学校の総合テス
ト対策としても役立ちます。