センター試験①

約8割

かつての「共通一次試験」は、現在では「大学入試センター試験」として毎年1月中旬の2日間に行われます。すべての試験がマーク方式で行われ、 受験生は志望大で指定されている科目を選択して受験します。国公立大の一次試験であった「共通一次」とは異なり、センター試験は多くの私立大でも選抜方式 の一つとして利用されています。そのため、今では現役高3生の約4割が受験(※)するほど大規模になっています。

※ 平成26年度センター試験の現役志願率は42.1%(大学入試センターデータより)
※ 私立大のセンター試験利用方式の募集人員は少ないことが多く、合格のボーダーラインは高い傾向があります。

グラフ

国公立大の入試は、センター試験と2次試験(個別試験)の総合点で合否が判定されます。

センター試験では、ほとんどの国立大が5教科7科目以上を課してい ます。

一方、私立大のセンター利用方式の場合は、2~3教科の受験で出願可能なケースが多く見られます。

ただし注意したいのは、国公立大の出願先はセンター試験直後に行う自己採点結果をもとにしてから決められるのに対して、私立大はセンター試験前に募集の締め切りをする場合もありますので、早めに募集要項などで出願時期を調べておく必 要があります。

センター試験日程

センター試験は、2日間にも渡る長い日程のためいかに集中力を切らさずにこの2日間を過ごすかが重要になってきます。また各科目毎における休憩時間も長い点もセンター試験の特徴でもあります。