レイアウト

layout

高校数学の問題では、「図」を描く場面が多々あります。
その図を描く場所ですが、数学が苦手な生徒たちのほとんどが左上に小さく図を描く傾向が強いように思います。
一方、数学がそこそこ出来る生徒の多くは、図を白紙の右上に大きく描いています。

実際のところ、図を描く場所は解答スペースのどこが最適なのか。

数学の解答作成上、特に計算式は基本的には左上から下に向かって記入していきます。
下まで行って各場所がなくなったら右上のスペースからまた下に向かって記入していきます。
その点を考えれば、計算式の邪魔にならない右上がベストでしょう。
また図の大きさも、後ほど数値情報を付け足して記入してくことも踏まえ、図はやや大きめに描いておくのが良いです。さらに、辺の長さと辺の比率を区別するときは、比率は数字に〇を付けて長さと比率を区別できるようにするもポイント。

百聞一見に如かず

図を描くのはどの場所が適切なのかは、手元にある教科書や問題集などの解答解説が良い参考になります。
数学が苦手な人は、とりあえず図を描く場所や図の大きさに気を配ってみてはいかがでしょうか。