ハロゲン

日曜日の高2化学講座で「ハロゲン元素」を扱いました
ということで、ハロゲンとは何か再確認してみたいと思います

周期表において第17族元素のことを特に「ハロゲン元素」と呼びます
このハロゲン元素は、最外殻に7個の価電子を持ち1価の陰イオンになりやすく、電子を受け取りやすい性質から酸化力があり、「漂白作用」および「殺菌作用」を示します

また原子番号が小さいものほど、反応性が大きい性質を持っていて

F > Cl > Br > I

 そして、試験でも問われやすいのがハロゲンの「色」と「状態」

6-harogenkankagoubutu

F ・・・淡黄色 / 気体
Cl ・・・黄緑色 / 気体
Br ・・・赤褐色 / 液体
I ・・・黒紫色 / 固体

 全元素の中で標準状態において液体のものが今回出てきた「臭素」と、「水銀」で、またヨウ素は昇華しやすい物質として有名で混合物の分離方法である「昇華法」で良く使われる物質です。他に昇華しやすい物質は「ドライアイス」と「ナフタレン」があるので、こちらも合わせて覚えておくと良いでしょう。

またハロゲン元素は、水素と反応すると「ハロゲン化水素」と呼ばれる物質が出来上がります。例えば、塩素と水が反応した場合

 Cl2 + H2O → HCl + HClO

 このとき、HClO(次亜塩素酸)という物質が同時に出来上がります。そして塩素と水素が反応して出来る物質が有名な「塩化水素」であり、これが水に溶けたものを「塩化水素水溶液」と呼び、特に強酸の物質である「塩酸」として良く知られています。

他のハロゲンも水素と反応するとそれぞれ、

HF(フッ化水素)/HBr(臭化水素)/HI(ヨウ化水素)
が出来上がりますが、ここで一つ重要なのは、HF(フッ化水素)を水に溶かしたものを「フッ化水素酸」(別名:フッ酸)と呼びますが、これ実は弱酸なのにガラスの主成分であるケイ素を溶かしてしまう性質を持つためガラス瓶に保存できないんです。
そのため、フッ化水素酸はポリエステルの容器に入れて保存していきます。これ、試験でも結構問われやすいので覚えておきましょう。