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中3受験生向け 入試対策問題集の購入時期
長野市の多くの中学校で「期末テスト」が終わりました。次はいよいよ夏休み明けの「総合テスト」になります。高校受験に向けた正念場ですね。そこで今回は入試に向けた問題集購入について塾講師の目線からアドバイスを書いてみたいと思います。
今使っている問題集だけではダメなのか?
長野市では多くの中学校で中2の12月頃に「新研究」「マイペース」「整理と対策」といった問題集を5科目分渡されています。そして、この学校問題集を今でも使って学習している生徒が多いと思います。なぜならこれらの問題集が「テスト範囲」に指定されることが多いからです。(学習しておけばテスト点が取りやすい)・・・しかし、中3の夏以降は、この考え方は通用しません。なぜなら、これらの問題集から直接出題されることがほぼ無くなるからです。夏明けの学校の総合テストは、内申点にも直結する重要なテストですが、同時に来春の入試に向けた予行演習という意味もあり、「問題集を暗記すれば得点できる」という安易な学習では太刀打ちできない内容になっていくのです。
もちろん「学習しなくてよい」という意味ではありません。上記問題集は高校入試に向けた学力を身に着ける意味でよく作られた問題集です。繰り返し学習して学力を高めること自体は大事です。分量も多いため、1冊全部学習終えるまでかなり時間もかかります。普通に取り組んでも、年明け1月くらいまで時間がかかる人が多いでしょう。
一方で、ライバルに差をつける、という観点で考えると「全員が学習する問題集」を一生懸命取り組んでも大きなアドバンテージを得るのは難しいでしょう。そこでおススメなのが
「全国高校入試問題集」に取り組む
ということです。実は上記の問題集、掲載されている入試問題が一昨年度のものなのですね。(中2の冬に渡されるため)今春の入試問題は掲載されていません。高校入試にはある種のトレンドが存在しており、最新の入試問題に取り組むことは、そうした入試の出題傾向を知る上でも有効なのです。実際、中学校の総合テストでは、この最新の入試問題を下敷きにしたような問題が結構出ます。最新の公立入試問題に取り組むことは受験学習に役立つ上に、学校テストの対策にも有効なのです。
いつから高校入試問題に取り組めばよいか?
この最新の高校入試問題集ですが、ちょうどこの6~7月あたりから書店で販売がスタートします。なお当塾では書店で販売しない(塾専用の)高校入試問題集を来月から販売開始します。・・・しかしながら、入試問題集を購入するとして、「いつから勉強始めればいいのか」という問題がありますね。なぜなら入試問題は中学範囲全部が出てきます。仮に夏休みに勉強始めようとしても、まだ習っていない単元が出てくるのですね。もちろん難易度も高いです。学習しようとして、全然歯が立たない、というのも学習するモチベーションが下がってしまいます。
科目にもよりますが、おススメは夏休みの段階で「1年2年範囲」を学習していく、というもの。特に理科や社会のように1年内容と2年内容が独立している科目を優先するといいでしょう。これだと学校の総合テストの対策にもなるため一石二鳥ですね。
そして秋以降徐々に3年内容の学習を進めていく。特に英語や数学は3年内容がとても重要なので、11月後半から本格的に学習をスタートすると良いでしょう。英語は「関係代名詞」数学は「三平方定理」まで進めば、入試問題にも十分対応できるようになります。なお、国語については特に時期の指定はありません。(早めに始めても問題ありません。)
(最後に)
入試問題に取り組もうとすると、どうしても「難しい」「手がつかない」と思う人も多いでしょう。そんなときは思い切って解答解説をすぐに見てしまうということをおススメします。難しい入試問題は、自力で解くことよりも正解を理解することの方が大事です。入試までの限られた時間を有効に使う意味でも、難問については解答理解に重点を置いた方が効率的です。

星に願いを
6月がそろそろ終わり
もうじき7月ですが
7月言えば
七 夕
七夕伝説で有名な星座が
こと座の1等星ベガ(織姫星)と、
わし座の1等星アルタイル(彦星)です
この2つの星は天の川を挟んで輝いていています

ところで恒星の明るさを表示するときに使うのが
「~等星」という表示方法ですが
古代ギリシャ人のヒッパルコスは
次のように恒星の明るさを分けました
肉眼で見える最も明るい恒星を「1等星」
もっとも暗い恒星を「6等星」とし、
その間を5等級に分けました

一般に、m等星、n等星の恒星の見かけの明るさを
それぞれ「Lm」「Ln」とおくと
m等星とn等星の明るさの比は、
次の等式で表されることが証明されています
Lm / Ln = 100 (n-m) / 5
この両辺を底が10である常用対数を利用して、変形していくことで
Lm - Ln = -2.5 log10(Lm/Ln)
という式になります
常用対数は、高校2年生の「数学Ⅱ」で学習していく内容で
学校でもこの単元を扱うときに星座間の距離や星の輝きの話題が出るかもしれません
なお、この式から1等級違うと
星の輝きが 2.5倍 変わるということが分かってきますが
もう少しわかりやすい数字で表すと
5等級違ければ、約100倍明るさが異なります
ちなみに恒星とは太陽のように自ら輝く星のことで
代表的な恒星は、ベガやアルタイルの他に
おおいぬ座の「シリウス」
オリオン座の「ベテルギウス」
おうし座の「アルデバラン」
さそり座の「アンタレス」
おとめ座の「スピカ」
はくちょう座の「デネブ」
こぐま座の「ポラリス」
こいぬ座の「プロキオン」
など、多数あります
(それこそ星の数ほど)
ちなみに「等級」には実は2種類の表示方法があり
見かけの等級
絶対等級
とあります
地球から見ると、太陽が最も輝いており眩しい眩しい!
でも、これは太陽が宇宙で一番明るく輝いているわけではありません
たまたま地球との距離が近いためです
そのため、恒星本来の明るさを比較しようと思ったら
全ての恒星を同じ距離に並べて、その明るさを比較する必要があります
この、すべての距離を等しく(10パーセクの距離)して
比較した等級のことを「絶対等級」と呼びます
10パーセクとは、「32.6光年」の距離になります
もうじき七夕
勉強に疲れたら
夜空を見上げ、星の輝きを見て
少しだけ頭を休ませてみてもいいかもしれません
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