◆本気で学ぶ時習館!◆

英語講評 区切り線

 

【問題構成と配点】

問1 リスニング  20点

問2 小問集合  32点

問3 会話文読解  21点

問4 長文読解  27点

大問構成は昨年と同じ。問2と問3の配点が昨年と入れ替わっている。問題数37問は昨年と同じ。

 

【講評】

問1のリスニングは例年通りです。(1)~(3)の3種類の構成で、長野県統一模試や過去問を経験していれば「いつも通り」のリスニングとして対応できるでしょう。

問2は小問集合。毎年傾向が変化し「試行錯誤」の感がうかがえますが、今年も昨年から変化した部分がありました。昨年はストレートに文法知識を問う出題や「時差」の知識も絡める出題に特徴がありましたが、今年は英作文が2題出題されている点が目につきます。しかも、今までの長野県入試では「英文和訳」が主で、基本的に正解が1つのものを書かせる出題でしたが、今年はいわゆる自由英作文で自分の意見を書かせる出題になっています。この辺りは、他教科同様、思考力・解答過程を重視するねらいがうかがえます。 ただ問2については、(1)基本的の読み書き、(2)会話表現に関する知識、(6)英作文による表現力を問う主旨での出題は続くと思われます。

問3の会話文読解、問4の長文読解については昨年までと同様の出題形式です。過去問を5年分ぐらいやっておけば見たことのあるパターンとして対応できると思います。昨年は問2で出題された文法知識をストレートに問う問題が、今年は問4(3)で出題されています(不定詞の用法)。