◆本気で学ぶ時習館!◆

理科講評 区切り線

【出題形式】

・昨年に続き大問4問構成
・物理・化学・生物・地学各分野から25%出題
・総設問数は昨年から2問増加の36問
・記述説明は昨年と同数の計7問、配点は昨年より3点減少し22点
・計算問題は計7問16点分で昨年より1点増
・作図問題は1題のみ出題された(昨年は2題)

【難易度予想】

・昨年とほぼ同じか、やや易化した印象
・平均点予想→48点前後

【講評】

昨年全国トップクラスの記述問題量が話題となりましたが、今年は少しトーンダウンして配点は減少しました。しかし内容的には昨年に比べ易問と難問に分離する傾向にあり、特に問3Ⅱ(2)の天体の記述問題は難易度の点で意欲的な問題でした。ただし全体的には従来のオーソドックスな問題形式が多く、その点受験生としては取り組みやすい問題だったと思います。一方計算問題は単純な公式に当てはめるタイプの問題が少なく、しっかりと考えて解く出題が多かったです。上位生は計算問題で差がついたと思います。記号問題は昨年もあった「複数選択」が今年も出ています。今後増えていく可能性が高い形式です。