化学基礎 「元素の分類」

現在、原子は約110種類程度発見されています。

それら原子を並べていった表のことを「周期表」と呼びますが、

その周期表をさらに大きくわけることができます。

原子は大きく2つに分けると

1.典型元素

2.遷移元素

と分けられます。

典型元素とは、周期表において「1族、2族、12~18族」元素のこと

遷移元素とは、周期表において「3~11族」元素のことです。

典型元素は、最外殻電子の個数が、族の数字の一の位に等しく

例えば、

2族元素に入っている「Ca」は、2個の最外殻電子を持ち

17族元素である「F」は、7個の最外殻電子を持ちます。

一方、遷移元素はそのような規則はなく

イオンになった場合にいろいろなイオンになります。

例えば、「鉄」ならば

Fe2+   Fe3+ の2つあります。

典型元素①

また、これ以外にも元素をあるまとまりで分けることが出来ます。

アルカリ金属元素やハロゲン元素といった分類です。

これも合わせて覚えておいた方が良いでしょう。