屋代附中受験面接対策

屋代附中の受験は「適性検査」「調査書」「面接」の3つで合否が決まります。しかしながら、実際には「適性検査」が重要とされ(200点満点)、調査書は48点、面接はABCの3段階評価です。ですから面接の出来・不出来が合否に与える影響は小さく、出来が悪かったからといって心配する必要はありません。ただ、できることなら良い評価をもらっておきたいですよね。そのためのポイントを紹介します。

ポイント① 大切なのは「堂々とした態度・姿勢」「言葉の大きさ・明瞭さ」

面接官が評価する最重要ポイントは、話す内容ではなく「態度・言葉」です。これから中学生として 学ぶにあたり、態度や言動に問題がないかどうかを見るためです。したがって、一番心がけてほしいことは、「姿勢を正し、大きな声でゆっくり・ハッキリと話す」ということなのです。なお、途中で間違えても「あ、間違えました」と言って訂正すれば何の問題もありません。

ポイント② 志望校動機は「屋代高校ならでは」の内容を話す

集団面接の質問内容は予想できません。しかし、かならず聞かれる項目があります。それが志望校動機、つまり「なぜ屋代附中の受験を希望したのですか」という項目です。この質問に対して、「頭が良さそうだから」「レベルが高いから」「中高一貫だから」といった、当たり前の答えでは高い評価は期待できません。どうしても屋代高校でなければ困る、といった内容を話すべきでしょう。逆に言えば、屋代高校をよく知り、自分にとって何が魅力なのかよく考えることが大事です。

ポイント③ 難しい質問をされたら、「わかりません」と答える

面接官の質問の中には、すぐに答えるのが難しい質問もあるでしょう。他の人をあてているときに考えれば良いのですが、真っ先に当てられたら、そうもいきません。そうした場合は素直に「わかりません」と答えるのも大事なことです。うそやてきとうな話をするより、正直にわからないと答える方が、印象が良くなるものです。また、ちょっと考えて答えるのはよいのですが、あまり考えるのに時間がかかり、黙ってしまうのも良くありません。当てられてから答えるまでは、せいぜい10秒程度と考えておきましょう。

なお、ここまでの話で面接が心配なようでしたら、おうちで模擬面接を練習しておくとよいでしょう。

<参考>面接での質問例

Q1,本校の志望動機を説明してください。

Q2,本校を受験するきっかけがあれば教えてください。

Q3,本校に入学後の抱負を述べてください。

Q4,本校に入学後、チャレンジしてみたいことを1つ挙げて説明してください。

Q5,本校の校訓「文武両道」について、あなたはどう思いますか。

Q6,小学校で一番思い出深い行事・出来事を1つ挙げ、どんな点が思い出深いのか説明してください。

Q7,小学校でリーダーシップを発揮した出来事があれば、それについて説明してください。

Q8,小学校で学んだことで、一番印象に残ったこと、あるいは役に立ったことは何ですか。

Q9,あなたの小学校の特色を1つ挙げ、説明してください。

Q10,あなたの好きな科目を1つ挙げ、その理由を説明してください。

Q11,あなたの長所と短所をそれぞれ1つ挙げ、説明してください。

Q12,あなたが最近読んで面白かった本を1つ挙げ、どんな点が面白かったか説明してください。

Q13,あなたの特技を1つ挙げ、説明してください。

Q14,あなたの将来の夢を教えてください。

Q15,あなたは屋代附属中受験に向けて、どんな学習や取り組みをしてきましたか。

Q16,最近のニュースで、気になったものを1つ挙げ、どんな点が気になったか教えてください。

Q17,テレビを見過ぎるのは良くないと言います。あなたはそれについてどう思いますか。

Q18,もし本校に合格したら、最初に誰に報告したいですか。