丁寧さを心掛けて解けている様子
流石、高3受験生! その集中力は伊達じゃない!
夏も終わり、本格的な秋のシーズンに突入です。
ごきげんよう 私です。
ところで皆さんは、何色が好きですか?
古来より日本人は「色」を様々な言いまわしで表現してきました。
単純な、青や赤や黄色という表現だけでなく
自然界の中にある様々な物の名前を使い、微妙ニュアンスの違いを絶妙に表現してきました。
例えば、「瑠璃色(るりいろ)」と「瑠璃紺(るりこん)」
【瑠璃色】
濃い紫みの鮮やかな青色で、仏教の七宝の一つである「瑠璃」の宝石色にちなんだ色。
透明感のあるその色合いは、静かでかつ幻想的な深海を思わせるため
今現在でも人気がある色の一つです。
【瑠璃紺】
瑠璃色がかった濃い紺色で、仏の髪などの色として仏教典にも使われている色。
瑠璃色とは微妙に異なった色をしています。
この微妙な色の差、分かりますか?
秋深き 隣は何を する人ぞ
元禄7年9月29日。
この日、芭蕉最後の俳席が芝柏亭で開かれ予定であった。
しかし、体調がおもわしくない芭蕉は、
この句を芝柏亭に書き送り、自らは出席しなかった。
結局、その後蕉は床から起き上がることなく、
ついに芭蕉は10月12日他界する。
この句は、辞世の句となる
「旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る」を除いて、
最後となる句である。
秋も深まった日々、
私は病で床に伏せっている
さてさて隣人は何をしているのだろう・・・
と解釈してもいいのだが、
秋も深まった日々、
私は病気で句会には参加できませんが、
ご出席の皆さんはいかがお過ごしですか?
芭蕉が晩年、
俳句の中に風流さの『かるみ』を説いていたと考えれば、
このような解釈の方がいいのかもしれない。
さてさて、秋も深まってきました。
隣の人は何しているんでしょう?
テレビ見ている? おしゃべりしている? ゲームしている?
勉強の秋!
勉強しているに決まってますよ(`・ω・´)
さぁ、負けずに机に向かおう!
飯山の手前の千曲川東岸より撮影しました。
長野風景って美しいですね