【問題構成と配点】
問1 説明文の読解 37点(うち100字作文8点)
問2 会話文を読んで答える問題 10点
問3 古文(沙石集) 24点
問4 漢字の書き取り(記号選択) 6点
問5 小説文の読解 28点
大問構成・配点については昨年度とほぼ同様ですが、問3の古文の中に出題されていた漢文が今年は出ませんでした。
【講評】
100字作文はこれで4年連続の出題となり、すっかり長野県入試の定番になった感があります。内容的には昨年までと異なり、自由度が高くなりました。指定語句の使用はあるものの、本文との兼ね合いは薄れています。
漢文が出題されなかった点も驚いた生徒は多いでしょう。今後漢文の出題パターンは予想しにくくなるでしょう。
総設問数は昨年と同じで、記述量もほぼ同じ。最近の入試トレンドである「記号選択の複数回答」は今年は出ませんでした。5科目で一番平均点の高い科目ですが、今年も難易度は易しめで平均は60点を越してくるでしょう。