◆本気で学ぶ時習館!◆

理科講評 区切り線

【出題形式】

・昨年に続き大問4問構成
・物理・化学・生物・地学各分野から25%出題
・総設問数は昨年から3問増加の39問
・記述説明は昨年から2問減って計5問、配点は13点
・計算問題は計5問14点分で昨年より2点減
・作図・グラフ問題は2題出題された(昨年は1題)

【難易度予想】

・昨年とほぼ同じか、やや難化した印象
・平均点予想→48点前後

【講評】

ここ2年、全国トップクラスの記述問題量が特徴でしたが、今年は一気に記述量が減少しました。模範解答の記述量も減り、良くも悪くも全国平均に近い入試内容になったと言えます。特筆すべきは問題数で、39問という量は全国トップレベル。問題文も長文が多く、あえて言えば「速読・即解」を要求する入試だったと言えるでしょう。また、計算問題も減り、全体的に理科的な思考力・判断力問う出題に変わったようです。記号選択は昨年につづき複数回答を求めるタイプが3題出ました。テーマに「こうじ」や「いちご」を扱い生活感のある内容が出て、選択肢もヨーグルト、キムチなど「教科書寄り」ではないスタイルが出ています。今後増えていく可能性が高い形式です。