◆本気で学ぶ時習館!◆

数学講評 区切り線

【出題形式】

・例年通り大問4問構成
・総設問数は昨年より3問減って33問
・作図は今年も出題
・記述説明は昨年と同様の5問計18点出題
・記号選択問題は昨年と同様5問出題
・証明は昨年と同じく「合同証明」で配点は昨年同様5点

【難易度予想】

・昨年とほぼ同じか、やや難化した印象
・平均点予想→43点前後

【講評】

昨年の出題傾向を踏まえた「思考力・記述重視」の出題です。身近なテーマ、長野県に関するテーマなどを題材にしつつ、数学的な思考を重視する内容になっています。他教科に比べて平均点が低い科目ですが、選択問題や誘導形式にするなど難易度調整の苦心がうかがえます。それでも扱っている内容が難しいためか受験生心理としては例年並みかそれ以上の難易度と感じるでしょう。特に問1の確率と問2天体は戸惑った受験生も多いはず。試験前半でこうした問題に時間をかけ過ぎると、例年よりは易しめの問3・問4も結局時間切れになります。一方数学が得意な生徒はやや物足りない内容かもしれません。例年よりも「難問」は少ないです。得点分布は昨年同様M型になっていくと思われます。